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写真●ガーラ総合研究所の村本理恵子所長
写真●ガーラ総合研究所の村本理恵子所長
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 「株主の満足度が高い株主総会を開くためには、ネットにおける自社の評判を把握する“Web2.0時代のマーケティング”が重要だ」。ネット上の口コミ調査などを手がけるガーラ総合研究所の村本理恵子所長(写真)は5月25日、「まだ間に合う!WEB2.0株主総会対策」と題したセミナーでこう語った。

 村本所長は株主総会の事前準備と事後のチェックに、ネット上の口コミを活用できると主張。事前準備としては、ネット上の株主の関心を把握することで、事業説明や想定問答の策定に役立てる。「インターネットコムとgooリサーチが今年5月1日に発表した調査では、株主総会で株主が満足できなかった理由の1位は『質問にきちんとした回答がなかった』ことだった。株主の関心がどこにあるかを事前に把握していれば、的確な回答を用意できる」(村本所長)。

 事後のチェックでは、株主総会に出席した感想を把握することが欠かせない。総会に出席した株主がブログなどに書いた感想が、他の株主に影響を与える可能性があるためだ。「オンライン・トレーダーの約4分の1が個人のホームページやブログから情報を得ているという調査結果や、約15%のオンライン・トレーダーが売買段階で口コミサイトや掲示板をチェックするという調査結果がある。それだけに、総会後の感想のチェックは不可欠」(村本所長)。

 さらに村本所長は、本来は株主総会対策だけでなく、日常的にネット上の評判を把握することの重要性を強調した。その際には「(書き込みの)量」「(書き込みがあるサイトの)範囲」「内容」「書き手の興味」「情報源」5つの点に注意する必要があると指摘。自社によくない評判がネット上のあるサイトに書き込まれても、1つ目の書き込み後、3日間くらいはこの5つの観点から冷静に観察し、状況を把握するのがよいという。「3日間で1つのサイトに5000件以上の投稿があるようだったら、企業として声明を発表するなど手を打つ必要がある」(村本所長)。