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写真●iTunes Plusの画面
写真●iTunes Plusの画面
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 米Appleは米国時間5月30日,デジタル・コンテンツ配信サービス「iTunes Store」において,デジタル著作権管理(DRM)の制限を外した楽曲を提供する「iTunes Plus」(写真)を開始した。英EMI Group傘下のレコード会社EMI Musicのコンテンツを1曲1.29ドル(1.29ユーロ/0.99ポンド)で販売する。

 EMI GroupはEMI Musicの楽曲をすべてDRMフリーでダウンロード可能する方針を4月に発表(関連記事)。iTunes Storeは,DRMフリーのEMI楽曲を扱う最初のオンライン・ストアとなる。

 iTunes Plusでは当初,Coldplay,The Rolling Stones,Norah Jones,Frank Sinatra,Pink Floyd,Paul McCartneyなどのアルバムおよびシングル曲をそろえる。ビットレート256kbpsのAACフォーマットを採用する。DRM付き楽曲をすでに購入済みのユーザーは,1曲当たり0.30ドル(0.30ユーロ/0.20ポンド)でDRMフリーにアップグレードできる。

 同社CEO(最高経営責任者)のSteve Jobs氏は「年内にはiTunes Storeの半数以上がiTunes Plusになるだろう」としている。

 また同社は,米大学の講座や課外活動などに関するコンテンツを無料で提供する「iTunes U」も同日開設した。スタンフォード大学,カリフォルニア大学バークレー校,デューク大学,マサチューセッツ工科大学といった一流大学の学科講習や語学レッスン,スポーツ活動のハイライト,キャンパス紹介などを配信する。

 そのほか同社は,6月半ばから動画共有サイト「YouTube」のコンテンツをセットトップ・ボックス「Apple TV」で視聴可能にする計画を発表した。YouTubeに投稿されたユーザー作成によるビデオ・コンテンツを,直接Apple TVで無線ストリーミング再生できる。

[発表資料(1)]
[発表資料(2)]
[発表資料(3)]