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 電子フロンティア財団(EFF)は,米Appleがデジタル・コンテンツ配信サービス「iTunes Store」のファイルに個人情報を埋め込んでいるとの情報について,調査を行っていることを米国時間5月30日に公式ブログへの投稿で明らかにした。

 EFFによると,複数のブログやメディア(Ars TechnicaおよびTUAW)が「iTunes Storeで配信されるAAC形式のファイルにコンテンツ購入者の氏名や電子メール・アドレスが埋め込まれている」と報じているという。

 EFFはAppleがオーディオ信号に透かしを入れているのではないかと考えて調べてみたが,圧縮したオーディオ信号自体に透かしは見つからなかった。しかし同じ楽曲でデジタル著作権管理(DRM)の制限を外した2つのコピーを比較したところ,PCM/WAVデータにデコードすると,オーディオ信号はともに同じだったが,片方の「.m4a」ファイルはもう一方より約360Kバイトも大きかった。

 「このような大容量のデータが各ファイルに存在する可能性がある。そして,AppleがエンコードしたAACファイル自体に透かしを入れているとすれば,ユーザーは身元を保護するために,透かしを破壊するかオーディオ信号を変換する必要がある」(EFF)

 EFFは今後も調査を続け,詳細が分かり次第,同ブログで報告するとしている。

[EFFのブログ投稿記事]