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 米EMCは米国時間6月4日,認証技術を手がける米Veridを買収したと発表した。2006年6月に買収したRSA Securityの認証製品にVeridの技術を組み込んでセキュリティ機能の強化を図る。EMCは,買収金額などの詳細については明らかにしていない。買収の手続きはすでに完了しているという。

 Veridはフロリダを拠点とし,金融機関,通信事業者,小売業者などにナレッジ・ベースの認証技術を提供する非公開企業。EMCは,2006年9月から認証スイート「Adaptive Authentication」の一部としてVeridのサービスを販売してきたが,今回の買収によりRSA製品とVerid製品の統合を強化できるとしている。
 
 両者が統合すれば,RSAのリスク分析ソフト「Risk Analytics」に,Veridの分析機能「Question Intelligence Analytics」を組み込む予定だという。この機能は,ユーザー認証のためにリアルタイムでインタラクティブな質問を提供する。ユーザーは,ナレッジ・ベースの認証プロセスにおいて,質問の難易度をリアルタイムで調整できるようになるという。

 EMCは6月1日付で買収手続きが完了した後,両社の統合計画に取り組む協力チームを設置した。EMCは今後約1年間,Veridのサービスをスタンドアロン製品として販売し,その後はRSAの不正アクセス情報共有サービス「eFraudNetwork」に統合する予定である。

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