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 米IBMは米国時間6月6日に,セキュリティおよびコンプライアンス管理ソフト・ベンダーの米Watchfireを買収することで両社が合意した,と発表した。当局の承認を得たのち,2007年第3四半期に取引を完了する見込み。買収金額については明らかにしていない。

 当買収により,IBMはガバナンスおよびリスク管理戦略の拡大を図る。ソフトウエア開発の初期段階からすべてのプロセスを通じて,セキュリティとコンプライアンスを確保するための統合的なWebアプリケーションを提供するとしている。

 Watchfireは1996年設立された。セキュリティおよびコンプライアンスをテストするWebアプリケーションを手がけている。世界の金融サービス,政府機関,製薬,教育,公共事業などさまざまな業界に800社以上の顧客を持つという。

 Watchfireの技術とソフトウエア品質管理機能を持つIBMの「Rational」ソフトウエアとを組み合わせることで,「顧客は,セキュリティ,コンプライアンス,品質のテストをWebアプリケーション開発の一環として実施することが可能になる」(IBM)。また,Watchfireの技術は,IBMのアクセス管理ソフトウエア「Tivoli」製品にも対応している。

 買収取引の完了後,WatchfireはIBMのRationalソフトウエア事業に組み込まれる。

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