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 フランスのBusiness Objectsは米国時間6月5日,中堅・中小企業向けビジネス・インテリジェンス(BI)ソフト「Business Objects Crystal Decisions」の新製品「Professional Edition」の提供を開始した。2007年2月にリリースした「Standard Edition」の強化版となる(関連記事)。

 Professional Editionでは高度なデータ統合機能をはじめ,インテリジェント・レポーティング,アドホック・クエリーおよび解析などの機能を備える。データ統合機能では,「Microsoft SQL Server」「IBM DB2」「Oracle」「Ingres」といったさまざまなタイプのデータベースからデータを抽出し,同一のソースに統合できる。

 Business Objects Crystal Decisions Professional Editionは英語,フランス語,スペイン語,ドイツ語,イタリア語,ポルトガル語,オランダ語,スウェーデン語,日本語,韓国語,中国語(繁体字/簡体字)に対応する。Standard Editionのユーザーは,差額を支払うことで,Professional Editionにアップグレードできる。

 米メディアの報道(InfoWorld)によると,Professional Editionの北米におけるライセンス料は,WindowsあるいはLinuxサーバー1台当たり(最大5人のユーザーが利用可能)3万5000ドルから。なお,Business Objectsは2007年第4四半期に上位版「Premium Edition」をリリースする予定。

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