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 富士通は、国内・海外供に好調なSI事業部門をさらに拡大させるべく、特に海外での高成長を持続させる方針だ。8日に発表した中期経営計画では、北米地域の中期的な目標成長率を年率14%に置いたのを筆頭に、アジア太平洋地域(中国含む)では年率11%成長、欧州・中東地域では8%成長を目標に置いた。

 3地域のうち欧州・中東地域は、5000億円超を売り上げる英富士通サービス(FS)を筆頭に、2006年度に合計7958億円を売り上げた地域。合計の成長率こそ8%だが、TOB(株式公開買い付け)をかけた仏GFIインフォマティークなど、同業他社の買収も含めて堅実に事業を拡大。SIとセットにした、同社のミドルウエア「TRIOLE」の販売も強化する。

 同様に06年度売上高が4729億円の北米でも、米富士通コンサルティングを核にM&A(企業の合併・買収)での事業拡大を継続。コンサルティング力を生かした垂直統合型のソリューション事業を強化する。

 一方で「BRICs(ブラジル、ロシア、インド、中国)市場」では、富士通製品の低価版や手離れの良いパッケージ化したサービスなどの投入で市場を切り開きたい考え。また成長企業にフォーカスをして、SI事業の営業を強化するという。なおインド・中国を含むアジア・太平洋地域の06年度売上高は5564億円である。