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Windowsにも対応するAppleのWebブラウザ「Safari 3」
Windowsにも対応するAppleのWebブラウザ「Safari 3」
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 米Appleは米国時間6月11日,Windowsにも対応するWebブラウザの新版「Safari 3」を発表した。公開ベータ版を同社Webサイトから無償でダウンロードできる。

 AppleのCEO(最高経営責任者)であるSteve Jobs氏は「すでに多数のWindowsユーザーがデジタル・コンテンツ管理ソフトウエア『iTunes』を利用している。今度はSafariの優れたブラウジング体験にも注目してくれることを期待している」と述べた。

 Safariは使いやすいブックマーク管理,タブ・ブラウジング,内蔵RSSリーダーを備えるほか,最初に検索を実行したページにワンクリックで戻れる「SnapBack」機能,訪問したWebサイトや入力した個人情報の形跡を残さないプライベート・ブラウジング機能などを提供する。

 Appleによれば,Webページの読み込み性能をベンチマーク・テストiBenchで測定したところ,「Safari 3は『Internet Explorer 7(IE 7)』に比べ最大2倍高速で,『Firefox 2』と比べると最大1.6倍速い」という。

 Safari 3は,HTML,CSS,JavaScript,SVG,Javaなどのインターネット標準をサポートする。Mac OS X Tiger 10.4.9以降,およびWindows XP/Vistaに対応し,256Mバイト以上のメモリーが必要。

 Safari 3の最終版は10月に無償公開する予定。なお,Safari 3は10月リリース予定の次期OS「Mac OS X version 10.5(Leopard)」に搭載される。

 同社はまた,6月29日に出荷予定の携帯電話「iPhone」についてWeb 2.0技術を用いて作成したアプリケーションをサポートすると発表した。開発者は,iPhoneに組み込まれているアプリケーションと同じような見た目と動作のアプリケーションを作成し,iPhoneの通話,電子メール送信,「Google Maps」での位置表示といった機能と連携させることが可能。これらサード・パーティのアプリケーションを「iPhoneの発売当初から利用できる」(同社)。米メディアの報道(CNET News.com)によると,Ajaxなどを用いて作成したアプリケーションは,iPhoneに搭載のSafari上で稼働するという。

 そのほか同社は,「最終版に近い」(同社)Leopardの新機能を披露した。「Dock」ではファイルをまとめておく「Stacks」機能を,「Finder」ではファイルやアプリケーションを見つけやすくする「Quick Look」機能を追加した。また,アプリケーションを立ち上げることなくほとんどの書類の内容を確認可能な「Quick Look」機能を提供する。

 次期サーバーOS「Mac OS X Server version 10.5(Leopard Server)」は,ポッドキャスト配信のための「Podcast Producer」機能,他のサーバーに格納されたコンテンツをすばやく検索できる「Spotlight Server」などを備える。

[発表資料(1)]
[発表資料(2)]
[発表資料(3)]
[発表資料(4)]