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 米Googleは,サーバー・ログの保存期間を18カ月に短縮する。同社グローバル・プライバシ担当弁護士のPeter Fleischer氏が同社公式ブログへの投稿で米国時間6月11日に明らかにした。欧州連合(EU)のデータ保護法に準拠するためとしている。

 同社は,ユーザーが同社検索サービスで検索を実行した際に得られるデータを無期限で保存していたが,「18~24カ月後に匿名化する」との方針を最近打ち出した。しかし,EUのデータ保護に関する29条調査委員会(Article 29 Working Party)が,当ポリシーのより詳細な情報を求め,当ポリシーが欧州データ保護原則に「釣り合う」と考える理由を求めてきたため,同委員会とともに協議を行ったという。その結果,新たなポリシーではサーバー・ログを18カ月後に匿名化する。

 「保存期間の短縮はプライバシにとって得策だが,保存期間の長期化はセキュリティにとって必要だ。さまざまな要素のあいだで,理にかなったバランスを取ることができたと確信している」(Fleischer氏)。

 同氏は,18カ月という期間でもセキュリティ,技術革新,詐欺行為防止といった当社の正当な目的に対処できると説明。ただし「18カ月未満でこうした課題に対処できるという提案は認められない」と付け加えた。さらに「将来のデータ保存に関する法規では,24カ月のデータ保管を義務づけるようになるだろうことを強調しておこう」と述べた。

[Fleischer氏のブログ投稿記事]