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図1●PLCアダプターのデモ風景
図1●PLCアダプターのデモ風景
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図2●インターネット・カメラに接続して会場風景を撮影し,LAN経由でPCと大画面モニタに映像を表示
図2●インターネット・カメラに接続して会場風景を撮影し,LAN経由でPCと大画面モニタに映像を表示
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図3●家庭内LANの接続例
図3●家庭内LANの接続例
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図4●現在開発中のPLCアダプター
図4●現在開発中のPLCアダプター
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 松下電器産業は,昨年末に発売した高速電力線通信(PLC=power line communication)向けのアダプター「BL-PA100KT」を使い,家庭内LANを構築するデモを実施した。自宅の電力線を使って手軽に家庭内LANを構築できるとあって,デモの周辺には黒山の人だかりができていた。

 デモでは,量販店で1万8000円前後で売られているPLCアダプター・スタートパックを買ってきて,ネットワークを構築するところから始まる。説明員の女性が箱を開け,2個のLAN端子付きアダプター(マスター用とターミナル用)と電源ケーブルを取り出し,それぞれのアダプターに電源ケーブルを接続して,机上に設けられたコンセントにさす。次に,マスター用のアダプターをルーターに接続し,ターミナル用のアダプターをPCに接続して,「これで家庭内LANができました。全部で5分もかかりません」とにっこりほほえむ(図1)。

 実際にPLCアダプターに接続したPCをインターネットに接続し,松下電器のホームページを呼び出してみると,10秒ほどでPCの画面にページが表示された。続いて増設用アダプターを取り出し,インターネット・カメラに接続して会場風景を撮影し,LAN経由でPCと大画面モニタに映像を表示させた。これも数秒で映し出された(図2)。

 デモの最後では,家庭内LANの接続例を紹介した(図3)。寝室では,AVサーバーをDLNAクライアント機能搭載のセットトップ・ボックス(STB)に接続し,STBにつないだテレビで動画コンテンツを視聴する。隣のリビングルームでは,インターネット・テレビでオンライン・ショッピングを楽しみながら,子供部屋の様子をインターネット・カメラでモニタリングする。こうしたことが,新しい配線を敷設することなく,家庭内の電力線を使って実現できるというわけである。

 同じ展示ブース内で,現在開発中のPLCアダプターが参考出品されていた(図4)。コンセントに直接接続できるプラグインタイプのPLCアダプターや,PLC機能を内蔵した電源アダプター,複数のLANケーブルを接続できるPLCアダプターなどで,説明員によると発売時期は未定という。