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写真●東京・六本木の複合商業施設「東京ミッドタウン」
写真●東京・六本木の複合商業施設「東京ミッドタウン」
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 シスコシステムズは6月14日,「東京ミッドタウン」内のネットワーク機器に同社製品が採用されていることを発表した。東京ミッドタウンは,三井不動産などが東京・六本木の旧防衛庁跡地に開発した複合商業施設(写真)。シスコ製のコア・スイッチ「Cisco Catalyst6500」や無線LANアクセス・ポイント(AP)「Cisco Aironet」などを導入し,ビル管理システムをIP化。無線LAN APの一部を利用して,公衆無線LANサービスを提供する(ネットワーク図)。

 無線のVoIP環境も構築した。端末にはNTTドコモのFOMA/無線LANデュアル端末「N900iL」を約400台導入。さらに最新のデュアル端末である「N902iL」も10台程度試験導入している。無線LAN APは「Aironet1010」を約1000台設置し,うち115台は公衆無線LANサービスにも使う。また,これらのAPはシスコ製無線LANコントローラ「WLC4404」で管理している。WLC4404の台数は16台である。なお呼制御サーバーにはNEC製の「SV7000」を採用した。

 無線LAN APはオフィス内だけでなく,共用部分やショップ・エリア,屋外の「ミッドタウン・ガーデン」にも設置した。無線LANシステムは,ノート・パソコンを使ったビル設備の保守業務などに使用する。公衆無線LANサービス用には,商業エリアやオフィス・ロビーに設置した無線LAN APを利用する。サービスは,NTTドコモおよびNTTコミュニケーションズが提供中である。

 ビルの幹線には10ギガビット・イーサネットを採用し,光ファイバを複数本敷設した。ビル設備監視システムや,人流計測センサー,ビル内の情報配信ディスプレイなど,一般的にはそれぞれ独立したネットワークで運用するシステムも,同一のIPネットワークで運用・管理する。

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