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写真1●IEEE 802.11nのドラフト2.0に対応した無線LAN AP「AP300ファミリ」。2.4G/5GHz両対応のAP320では,左側の上下3本のアンテナを2.4GHz用に,右側の3本を5GHz用に使用する
写真1●IEEE 802.11nのドラフト2.0に対応した無線LAN AP「AP300ファミリ」。2.4G/5GHz両対応のAP320では,左側の上下3本のアンテナを2.4GHz用に,右側の3本を5GHz用に使用する
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写真2●シャーシ型の大型無線LANコントローラ「MC5000」
写真2●シャーシ型の大型無線LANコントローラ「MC5000」
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写真3●屋外での使用が可能な「OAP180」
写真3●屋外での使用が可能な「OAP180」
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 無線LANスイッチ大手のメルー・ネットワークスは,千葉市の幕張メッセで開催中の「Interop Tokyo 2007」の会場で6月13日に発表したばかりの企業向け無線LANの新製品をいくつか展示している。

 一つは,無線LANアクセス・ポイント(AP)の「AP300ファミリ」(写真1)。100Mビット/秒超の高速通信を実現する無線LAN規格「IEEE 802.11n」の「ドラフト2.0」に対応した無線LAN APで,40MHzの帯域幅を使うことで最大300Mビット/秒の通信を実現する。製品ラインアップとしては3モデルを用意する予定。11nで2.4GHz帯と5GHz帯の両方が使える「AP320」,11nで2.4GHz帯と5GHz帯を選択して使用する「AP310」,11nと従来のIEEE 802.11a/b/gが使える「AP311」である。

 メルー・ブースの説明員によると「企業向け無線LAN製品で11nのドラフト2.0対応をうたったのは国内では初めて」という。出荷は2007年の第4四半期を予定。ただし価格は未定。

 もう一つは,このAP300の接続を想定した大型の無線LANコントローラ「MC5000」(写真2)。メルーとして初のシャーシ型コントローラで,1枚のモジュール・カードで200台のAPを制御できる。きょう体には最大で5枚のカードを搭載できるため,1台のMC5000で合計1000APの制御が可能になるという。出荷は2007年7月の予定。価格は未定だが,米国での参考価格は6万5000ドルからとなっている。

 またメルーは,こうした帯域幅の大幅な増加が必要な11nへのアップグレードをサポートする無線LANトラフィック・ディストリビューション・システム「3-Tier Traffic Distribution System」(3TDS)も発表している。これは,(1)無線LANコントローラ,(2)ディストリビューション・ポイント(DP),(3)AP---という3階層モデルのシステム。既存資産であるMC1000やMC3000をDPとしてLAN内に分散させ,APからのトラフィックを集約するデータ転送機能をDPに担わせる。なおこの3TDSは,Interop Tokyo 2007の「Best of Show Award」で,プロダクトアワード部門/モバイル・ワイヤレス製品の特別賞を受賞している。

 三つめの新製品は,屋外設置が可能な11a/b/g対応無線LAN APの「OAP180」(写真3)。防水の専用ケーブルを使い,PoE(Power over Ethernet)で電源を供給する。出荷は2007年の第3四半期を予定するが,価格は未定。米国での参考価格は1795ドルである。