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写真●auの簡単ケータイS(A101K)
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 KDDIは6月14日,京セラ製のau携帯電話「A101K」において,電池パックが発熱してケースが膨張する不良品が含まれると発表した。A101Kは「簡単ケータイS」の愛称が付いた高齢者をターゲットにした端末(写真)。KDDIは該当する端末のユーザーに対して書面で連絡して,電池パックの供給体制が整い次第,良品の電池パックを送付するとしている。また,良品の電池パックがそろうまで端末の販売を一時見合わせる。

 今回の不具合に該当するのは,現在使われている約20万9000台のA101Kのうち約3万4000台。具体的には,電池の製造番号がKY-YIA,同YKA,同YLA,同XCA,同XDA,同XEA,同XFAの端末である。不具合が生じる恐れのある電池パックはNECトーキン製。同社製の電池パックはウィルコムにおいても不具合が生じ,現在良品への交換を行っている(関連記事)。

 KDDIによると,電池パックの製造工程で組み立て精度にバラツキが生じ,それが不具合に結び付く可能性があるという。具体的には,交換対象の電池パックの一部に,電極部品と外装の離隔距離が小さすぎる製品が含まれている。強い衝撃を与えると電極部品と外装が接触し,ショートしてしまう恐れがある。ただし電池には安全装置が組み込まれているため,電池が発熱・膨張しても発火や破裂に至る可能性はないとしている。

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