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 英マンチェスター大聖堂内部の描写をビデオ・ゲームに使用したことについて,ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)が英国国教会に謝罪の手紙を送った。英国国教会が英国時間6月15日に明らかにしたもの。

 問題となったのはSCEの「プレイステーション3(PS3)」向けビデオ・ゲーム「Resistance: Fall of Man(レジスタンス~人類没落の日~)」で,マンチェスター大聖堂内部での銃撃シーンが含まれている。英国国教会は,同大聖堂の映像を無断で使用されたなどとして非難していた。

 SCE欧州事業のプレジデントであるDavid Reeves氏から英国国教会にあてた文書では,「マンチェスター大聖堂を使用したことで不愉快な思いをさせてしまったのなら,心から謝罪する」としながらも,「同ゲームはSF作品である。21世紀の現実の出来事と,1950年代に英国がエイリアン攻撃を受けているというSFとを結びつける考えは受け入れられない」と述べている。また,ゲーム製作に必要な許可は取得していると説明した。

 英国国教会は,SCEが許可を得ていたことを確認し,SCEの謝罪に理解を示した。しかし,「暴力を否定する姿勢に変わりはなく,特にマンチェスター大聖堂内の描写が使われている銃撃シーンに反対する」としている。なお,英国国教会は,SCEが提案した交渉に臨む意向である。

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