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 新生銀行で、一部顧客に対して二重に出金処理してしまうトラブルが発生していたことが日経情報ストラテジーの取材で判明した。

 障害が発生したのは、6月10日深夜。対象顧客は267人。3月10日のある時間帯にキャッシュカードやデビットカードで出金した取引情報を、6月10日に再度、出金処理してしまった。顧客からの問い合わせで問題に気づき、6月11日0時30分に取引を取り消し、残高を元に戻したという。

 同行によると、原因は一時的に本番稼働させたバックアップ機に、出金済みデータが滞留したためだという。同行では災害時などのためにバックアップ機を配備し、「訓練」のために定期的に本番処理を実行させている。

 3月10日に実施した訓練でバックアップ機を使用した40分間に267人分の出金取引があった。6月10日の訓練の際に、3月10日の出金データを再度処理してしまった模様。詳細は不明だが「設定の不具合のため」(同行広報担当者)、出金済みのデータを二重で処理したという。