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 米インフォメーションビルダーは、Webレポーティングツールの新版「WebFocus7.6.1」を日本市場に投入した。国内の販売元であるアシストは、2008年5月末までに23億円の販売を見込んでいる。米インフォメーションビルダーで国際事業を担当するデーヴィッド・スモール副社長に、米国でのBI(ビジネスインテリジェンス)市場の動向や国内での販売戦略などを聞いた。

◆米国では、4~5年前にBIを導入した企業が、それらを見直す時期に来ている。従来のBIに足りなかったのは、データのリアルタイム性だ。1日遅れのデータを入手するのではもはや遅い。もう一つ従来のBIと異なるのは、単にデータを取ってくるだけのツールとしてではなく、ビジネスの課題を解決策するソリューションが求められていることだ。

◆WebFocusは、単なるBIツールではなく、アプリケーション開発のための「BIプラットフォーム」だ。顧客ごとに適した画面のアプリケーションを開発する基盤となる。WebFocusのユーザーのほとんどは、開発したシステムをBIアプリケーションと思っていない。ERP(統合基幹業務システム)の一部、あるいはCRM(カスタマー・リレーションシップ・マネジメント)システムの一部という感覚で利用している。

◆WebFocusの新版では、ユーザー企業が参加するアドバイザーカウンシルからの要望を取り込み、数百もの新しい機能を追加した。Ajax技術に対応してレポート機能を強化したり、マイクロソフトのオフィス製品の連携を強化したりするなど、ユーザーの使いやすさを一層高めた。WebFocusは他のBIツールに比べても安価で、TCO(所有総コスト)も低い。これまでBIを使っていなかったような中堅企業への拡販にも力を入れていく。

◆企業内のアプリケーション統合も、新たな注力分野だ。当社のグループ企業であるiWayソフトウェアが提供するデータ統合ツールとWebFocusを活用し、企業内の様々なシステムのデータを取り込んでプロセスマネジメントできるソリューションである。既に米国では実績が出始めている。これを日本市場にも展開していく。

◆当社はワールドワイドで、2007年に20%増の売り上げ増を目標としている。日本市場は、内部統制強化などのニーズでBIのマーケットは追い風だ。販売パートナーであるアシストとの協業により、全社の伸びを上回る成長を期待している。