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 音声認識技術の米Nuance Communicationsは米国時間6月21日,携帯端末向け組み込み型ソフトウエアを開発する米Tegic Communicationsを買収することを発表した。Nuanceは,Tegicの入力技術の獲得により,携帯端末向け製品や技術の拡充を図る。買収金額はおよそ2億6500万ドル。手続きは2007年9月末までに完了する見通しとなっている。

 Tegicは,米Time Warner傘下の米AOLの子会社。携帯端末向けの予測型文字入力ソフトウエア「T9」や複数の入力技術を開発しており,Nuanceとは2005年から提携関係にあった。Nuanceは,これらを同社の携帯端末向け音声対応アプリケーションと組み合わせることで,音声,テキスト,タッチ入力に対応できるオールインワン型の新しいユーザー・インタフェースの提供を目指す。

 Nuanceは,Tegic買収の効果として同社2008会計年度において非GAAPベースで6500万~6800万ドル,GAAPベースで4500万~4800万ドルの増収を予想する。コスト面での相乗効果としては800万~1000万ドルの経費削減を見込む。

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