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PSシリーズが備えるシン・プロビジョニング機能
PSシリーズが備えるシン・プロビジョニング機能
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PSシリーズ
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 iSCSI(IP-SAN)ストレージ専業ベンダーのイコールロジックは,同社製ストレージ「PSシリーズ」が搭載するソフトウエアをバージョンアップし,キャパシティ・プランニング(容量設計)を不要とするシン・プロビジョニング(Thin Provisioning)機能を追加した。バージョンアップしたソフトウエアは,2007年6月29日に出荷する。ストレージ・ハードウエア製品が標準で備える機能であり,ストレージの購入費用以外のコストはかからない。また,既存製品も無償でバージョンアップできる。開発会社は米EqualLogic。

 iSCSI接続型ストレージ・アレイのPSシリーズは,搭載するディスクの性能に応じて全8機種を用意している。SAS(Serial Attached SCSI)ディスクを16基積むタイプは回転数と容量に応じて3機種,SATA(Serial ATA)ディスクを14基積むタイプは回転数と容量に応じて5機種ある。これら性能と容量が異なるディスク・アレイ群を仮想的なストレージ・プールとして束ね,ストレージ・プール内で階層化ストレージやI/Oの負荷分散を実現する。

 今回新たに追加したシン・プロビジョニング機能は,ある業務に対して,物理的には存在しない論理的なボリューム容量を割り当てておくというもの。これによって,業務データの増加に合わせてストレージ・プールから少量づつ自動的に物理ストレージを追加していく,という運用が可能になる。

 実際に消費しているストレージ量を若干上回るストレージ容量を,複数業務で共有しているストレージ・プールから物理的に確保すればよいので,ストレージに対する無駄な消費を抑えられる。物理的なストレージの割り当てが自動化できるほか,キャパシティ・プランニングの手間がかからなくなる。

 なお,シン・プロビジョニングが可能な他のストレージ・ベンダーには,米3PARdataがある。同社は,FC(Fibre Channel)ディスク装置を出荷している。