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 KDDIとマイクロソフトは6月27日、SaaS(ソフトウエア・アズ・ア・サービス)事業で提携したと発表した。2008年3月をめどにサービスを開始する予定。

 今回の提携では、KDDIがマイクロソフトのミドルウエア「Connected Services Framework」を利用して、SaaSサービスを展開するためのプラットフォームを構築、運用する。ソリューションプロバイダはこのプラットフォームを利用することで、SFA(セールス・フォース・オートメーション)や財務会計、人事給与など企業向けアプリケーションを、KDDIのネットワークと一括して月額料金で提供できるようになる。

 サービスの契約形態としては、ユーザー企業がKDDIと直接契約する形態と、システムインテグレータなどが自社のソリューションと組み合わせてユーザー企業に提供する形態の両方を検討している。
 
 また両社は2007年10月に、パートナープログラムの「SaaS Support Program」(仮称)を立ち上げる予定。プログラム参加企業を対象に、認証や課金、位置情報を提供するためのAPI(アプリケーション・プログラミング・インタフェース)を公開するなど、SaaSサービスの開発を支援する。現時点では大塚商会、オービックビジネスコンサルタント、京セラコミュニケーションシステム、シーイーシー、ソフトブレーン、ピー・シー・エー、リコーテクノシステムズの7社が参加意向を示している。

 また両社はSaaSサービスの拡販に向けて、共同マーケティングにも乗り出す。それぞれ既存の販売チャネルを介して中小企業市場などに売り込むとともに、SaaS Support Programに新たな販売パートナーの参加を募っていく。またKDDI自身もSaaSサービスを用意する予定。スケジュールやアドレス帳などを携帯電話と社内のパソコンの間で同期させたり、携帯電話から会社のアドレスでメールを送受信したりできるサービスを開発中である。