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 巧は同社が開発しているWeb会計システム「助太刀会計」をオープンソース化した。オープンソース版は一企業向け版で,ユーザー登録とアクセス権管理機能がないが,それ以外の機能は商用版と同等。助太刀会計はこれまでに約200社が利用している。

 助太刀会計は,金銭出納帳,銀行勘定帳,総勘定元帳,補助元帳,振替伝票,集計表系,残高試算表,補助残高一覧表,部門別対比残高試算表,比較損益計算書,キャッシュフロー計算書,消費税チェックシート,決算報告書などの機能がある。アルファベットによる勘定科目の検索機能,仕訳辞書や伝票辞書機能なども備える。

 商用版はユーザー毎にマスター・データ更新などのアクセス権を設定できる。オープンソース版はユーザー登録機能がなく,ログインせずに利用するが,それ以外の機能は商用版と同じ。巧は今後も商用版を継続して販売・サポートする。

 開発言語にPHP,データベースにPostgreSQLといずれもオープンソース・ソフトウエアを使用している。サーバーはLinuxとWindowsで稼動する。

 助太刀会計は同社が6年前から開発し,ASP形式などで提供しているWeb業務システム「助太刀シリーズ」のひとつ。同シリーズにはほかに「助太刀販売管理」,「助太刀給与」,「助太刀就業管理」があり,これまでに200社以上が利用している。

 オープンソース化により,技術やノウハウの共有とコミュニティによる製品機能向上を目指す。情報交換のためのフォーラムも開設している。

 助太刀会計のオープンソース版は助太刀OSSプロジェクトのホームページからダウンロードできる。ダウンロードにはユーザー登録が必要。ライセンスはLinuxなどが採用するGNU GPL。

 巧は2001年に株式会社ASPとして創業し,2007年4月に巧に社名を変更した。2006年6月には全社員のデスクトップ・パソコンをWindowsからLinuxへ移行し,現在もLinuxの利用を継続している(関連記事)。