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 バッファローは、IEEE 802.11a/b/gと同11nのドラフト版規格に準拠した無線LANルーターの新製品「WZR-AMPG300NH」と、PCカード型の子機「WLI-CB-AMG300N」を2007年7月上旬に発売する。価格は順に3万3285円、1万2075円。両製品を同梱したセット製品(4万2210円)も用意する。

 新製品の最大の特徴は、ドラフト11nを用いた通信時に、同時に2チャンネルを占有する高速通信を可能にしたこと。従来は1チャンネル(20MHz)単位で帯域を使用して無線通信していたが、隣接する2チャンネルを束ねて40MHz幅として使用することで、データ転送速度を大幅に高速化できる。総務省令(電波法施行規則)が2007年6月28日に改正・公布されたことに伴い解禁された。

 理論上のデータ転送速度は、ドラフト11nで1チャンネルを使用した場合は144Mbps。2チャンネルを使用した場合は300Mbpsとなる。バッファローの試験では、1チャンネル使用時は96Mbpsなのに対し、2チャンネル使用時は153Mbpsを記録した。

 11nを使用して通信する際は、複数本のアンテナでデータを同時に送受信するMIMO(multiple input multiple output)技術を使用可能。内蔵アンテナは3本あり、受信時は3本、送信時は2本を使用する。個々のアンテナが受信したデータをルーター内部で合成し信号を復元することで、データ転送速度の向上や接続状態の改善が期待できる。アンテナは着脱可能な構造で、きょう体上部に載せて使うことも、脇に置いて使うこともできる。

 11nの電波と11a/b/gの電波を同時に発射し併用することが可能。1000BASE-T準拠の有線LANポートを4端子備える。初期設定の簡略化機能として、バッファロー独自の「AOSS」のほか、Wi-Fiアライアンスが策定した「WPS」にも準拠している。暗号化機能はWPA2を実装する。