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 ニイウスは7月5日、金融機関を対象とした災害時の業務支援サービスを開始したと発表した。名称は「BANK/Z DR災害時初動支援サービス」。特徴は被災時に必要となる顧客取引に絞って、ASP形式で機能を提供すること。

 平時は金融機関からニイウスのセンターに、ネットワーク経由で顧客の取引を記した元帳データをで送信し保存。非常時には、金融機関の担当者がインターネット経由でセンターにパソコンを接続し、顧客対応業務を継続できる。被災時に最低限必要な、(1)出金時の残高照会、(2)本人確認、(3)事故状況の登録、といった機能に絞って提供する。ニイウスは「ASP形式のため、被災後に担当者がバックアップ拠点に移動したり、顧客データの全体を転送するといった時間が短縮できる」としている。

 災害時初動支援サービスは、1日単位で保存するデータを使う。これに対して、日中取引のデータを管理する「BANK/Z DRジャーナル保管サービス」の提供も開始した。前日のデータ保存時点から、被災時までの取引データをネットワーク経由でセンターに随時送信。非常時には、金融機関が指定したバックアップ拠点に、センターからネットワーク経由でデータを送る。これによって、業務の完全復旧に取り組める。

 これら2つのサービスは、ニイウスが沖縄県・名護に開設したデータセンターを利用して提供する。「運用コストを抑えることができるうえ、金融機関がメイン拠点を置いた本土の主要都市と同時被災のリスクを回避できる」(ニイウス)という。