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図1 新生銀行をかたる偽メールの例(1)。表示されているURLは本物だが、リンク先のURLは偽物
図1 新生銀行をかたる偽メールの例(1)。表示されているURLは本物だが、リンク先のURLは偽物
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図2 新生銀行をかたる偽メールの例(2)。新生銀行のサイトに置かれたロゴをダウンロードして表示している
図2 新生銀行をかたる偽メールの例(2)。新生銀行のサイトに置かれたロゴをダウンロードして表示している
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図3 新生銀行をかたる偽サイト
図3 新生銀行をかたる偽サイト
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 新生銀行は2007年7月12日、同行をかたるフィッシング詐欺が確認されたとして注意を呼びかけた。同行をかたる偽メールは英語。メール中のリンクをクリックすると、本物そっくりの英語版ログイン画面に誘導される。ここで口座番号やパスワードなどを入力すると攻撃者に送信されてしまう。

 今回のフィッシング詐欺は、偽メールが英語で記述され、偽サイトも英語版のログイン画面なので、同行の日本人以外の利用者を狙ったものと推測できる。

 同行では、7月11日夕より、フィッシング目的の偽メールを確認している。そのころから、同様のメールは編集部にも複数送られてきているので、偽メールは広く出回っていると考えられる。

 同行の情報では、偽メールの件名は「Regular verification of Internet Bank Accounts」(ログイン口座情報の確認依頼)としているが、それ以外の件名の偽メールも編集部では確認済み。具体的には、以下のような件名の偽メールも確認している。

「Security notification Shinsei Bank Member!」(新生銀行の利用者へセキュリティのお知らせ)
「You access has been limited!」(あなたのアクセスは制限されました)
「Illegaly accessed by outside parties!」(不正なアクセスがありました)
「Shinsei Bank Account notification」(新生銀行の口座に関するお知らせ)

 メールの文面は2パターン(図1、図2)。いずれも、個人情報(口座番号やパスワードなど)の確認が必要になったとして、メール中のリンクから誘導されるWebサイトにログインして、個人情報の再入力を求める内容になっている。そして、再入力しないとサービスが利用できなくなると脅かす。

 2パターンとも、メールはHTMLメール。メールに表示されているURLは、正規のログイン画面のものだが、実際のリンク先は別物。見た目は本物そっくりだが、新生銀行とは全く無関係の偽サイトである(図3)。

 新生銀行では、口座番号やパスワードなどの重要な情報をメールで尋ねることはないので、今回のようなメールを受信しても、メール中のリンクにアクセスしないよう警告している。また、Webブラウザーのアドレスバーに表示されているURLや、SSLで通信していることを示す錠マークを確認して、偽サイトにだまされないよう注意を呼びかけている。