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 EAI(エンタープライズ・アプリケーション・インテグレーション)ソフトを開発・販売するインフォテリアは7月12日、自社製品のイベント「@warp 1st GiG」を、東京都千代田区の東京国際フォーラムで開催した。@warp 1st GiGは、同社のEAIソフト「ASTERIA WARPシリーズ」の販売パートナーや、連携ソリューションを提供するアライアンス「@WARP」の参画ベンダーなどが出展するイベント。会場では、@WARPに参画するソリューションプロバイダを中心とした25社が、自社の製品やソリューションを展示していた(写真)。

 ASTERIA WARPは、異なるシステム間でデータを交換するための機能を開発/実装するためのソフトだ。連携機能はGUIの画面だけで開発することも可能で、ソリューションプロバイダにとっては開発の負荷を軽減できる。さらに、自社の製品やソリューションとASTERIA WARPのデータ連携機能を組み合わせることで、製品の使い勝手を高めたり付加機能を追加したりすることもできる。会場では、こうした製品やソリューションの展示がほとんどだった。

 企業内ポータルサイトの構築ソフト「POWER EGG」を開発するディサークルは、ASTERIA WARPと連携させることでPOWER EGGにワークフロー機能を追加した。例えば、ASTERIA WARPを介して既存のERP(統合基幹業務システム)と連携させながら、POWER EGG上で見積もりや受注などの承認フローを管理する。7月下旬には、内部統制監査にも対応できる新版の発表を予定している。

 こうしたワークフローと組み合わせた製品では、ほかにもキヤノンソフトウェアの「Web-CADDY/J」、富士ゼロックス情報システムの「業務支援ソリューション 申請処理システム」などの出展があった。「ワークフロー製品は、内部統制の絡みで引き合いが増えている状況」と言うキヤノンソフトウェアでは、以前に比べて間接販売の比率が増加し、現在は直接と間接の比率が半々になっている。富士ゼロックス情報システムのソリューションは、複合機を組み合わせることで伝票などを電子化して管理できる付加機能を持たせている。

 CRM(カスタマー・リレーションシップ・マネジメント)ソフトとデータ連携させるソリューションを展示していたのは、松下電工インフォメーションシステムズ。同社の「ASTERIA Salesforce アダプタ」を利用すると、米セールスフォース・ドットコムの「Salesforce」と社内の基幹システムと連携させられる。

 JFEシステムズやビック東海など、企業間のデータ交換を想定してN対Nのシステム連携を可能にする製品/ソリューションの展示も目立った。N対Nのシステム連携はASTERIA WARP単体でも実装できるが、各社は独自の機能を追加することで使い勝手を高めている。例えば、JFEシステムズの「データ交換基盤HUBソリューション」は、障害発生時のエラーを視覚的に識別できるようにし、ワンクリックで復旧処理できるように工夫している。

 企業間のデータ交換のうち、Web EDIに特化した製品「WebEDI受信名人」を展示していたのはユーザックシステムだ。取引先のWebサイトから受注データなどをダウンロードする場合、本来ならIDやパスワードを入力して手作業で処理する必要がある。WebEDI受信名人は、それを自動化できる。さらに、ASTERIA WARPと連携することでダウンロードした受注データなどを変換し、基幹システムに転送といった一連の操作まで自動化できる。