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 情報処理推進機構(IPA)は2007年7月13日、同6月24日に実施した基本情報技術者試験の修了試験問題が、学生14人に事前に漏えいしていたと発表した。同7月10日に、名古屋市のコンピュータ総合学園HAL名古屋校および同校を経営する学校法人モード学園から報告があって明らかになった。

 情報処理技術者試験は現在14区分に分かれる。このうち、基本情報技術者試験と初級システムアドミニストレータ試験の2つは、特例として試験の一部が免除される。経済産業大臣が定めた履修項目を含み、かつ認定を受けた民間学校の講座を修了すればよい。ただし、認定講座終了時には、IPAが用意する共通の修了試験を各校で受け、合格することが条件になる。

 今回、試験問題の内容漏えいが明らかになったHAL名古屋校は、基本情報技術者試験の一部免除を認めた認定講座実施校。漏えいしたのは講座修了時に行われる修了試験の内容だった。

 HAL名古屋校では、基本情報技術者試験の修了試験を受験する予定の学生を相手に、試験前日に補習を実施。事前にIPAから届けられていた修了試験の内容のコピーを、出席した学生13人に担当者が配布した。そのうちの1部は補習に出席しなかった学生1人の手にも渡り、計14人に試験内容が漏えいした。

 IPAでは調査を進め、再発防止策を検討するとしている。