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 米国エネルギー省(DOE)と国家核安全保障庁(NNSA)は米国時間7月13日,ロスアラモス国立研究所(LANL)の管理と運営を委託しているカリフォルニア大学とLos Alamos National Security(LANS)が,機密情報に関するセキュリティ要件を満たしていなかったとして,罰金を科す意向であることを明らかにした。カリフォルニア大学に対して300万ドル,LANSに対して30万ドルの支払いを要求している。

 DOEとNNSAは,下請け会社の従業員がLANLの機密情報を許可なく複製して持ち出したのは,同大学とLANSの責務不履行によるものだと主張している。

 また,エネルギー省長官のSamuel Bodman氏は同日,LANSに対して機密情報の取り扱いに関する順守命令を出した。規定の期日までに是正処置を講じなければ,民事処罰の対象となり,1日当たり最高10万ドルの違約金が発生する可能性がある。

 LANLでは核開発など,国防に関する機密情報を取り扱っている。カリフォルニア大学は1943年から2006年5月まで,エネルギー省から委託されて,同研究所の運営と管理を行っていた。2006年6月以降は競争入札の結果,カリフォルニア大学,米Bechtel National,米BWX Technologies,米Washington Group Internationalが構成する連合組織LANSに,運営体制が移行している。

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