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写真1●BlackBerry日本語版の発表会の様子。左がリサーチ・イン・モーションのジョー・カチ日本担当副社長,右がNTTドコモの山田隆持代表取締役副社長 法人営業本部長
写真1●BlackBerry日本語版の発表会の様子。左がリサーチ・イン・モーションのジョー・カチ日本担当副社長,右がNTTドコモの山田隆持代表取締役副社長 法人営業本部長
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写真2●BlackBerry 8707hで日本語を入力している場面
写真2●BlackBerry 8707hで日本語を入力している場面
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 NTTドコモとリサーチ・イン・モーション・ジャパン(RIM)は7月17日,スマートフォンのソリューション「BlackBerry」の日本語対応版を発表した(写真1)。BlackBerryは,企業が使うグループウエアのメールなどを,セキュリティを確保しながらモバイル端末にプッシュ配信する仕組みを提供するソリューション。世界120カ国に約900万人のユーザーがいる。日本語化は発表済みだが(関連記事),今回は7月23日にドコモ法人営業部門によるシステム販売を開始することや,価格の目安などを発表した。

 同日開催した発表会でNTTドコモの山田隆持・代表取締役副社長 法人営業本部長は,「多国籍企業の要望に応え昨年9月にBlackBerryの英語版を出したが,日本語版を投入してほしいとの要望を多数いただいた。今回RIMの協力を得て端末からサーバーまで完全な形で日本語版を提供できるようになったので,国内企業にも広く利用していただけると思う」とあいさつした。

 日本語化の対象は,ソリューション全体に及ぶ。具体的にはモバイル端末「BlackBerry 8707h」(写真2),セットで使うサーバー「BlackBerry Enterprise Server」(BES),端末のデータのバックアップ/リストアやアプリケーションの設定などができるツール「BlackBerry Desktop Manager」である。

 BlackBerry 8707hは,日本語入力システムを搭載し,ユーザー・インタフェース(UI)を日本語化した。アドレス帳やカレンダーなどのアプリケーションも日本語対応。「会社名,姓,名」といったふりがなに対応させた。日本語入力システムは,オムロンソフトウェアの「かな漢字変換エンジン」を採用した。20万語以上を持つ辞書を備え,ローマ字入力,予測変換,次文節予測などの機能を使える。BESとDesktop Managerも,UIの日本語化やふりがな対応などの改良を加えた。

 ソリューション価格は,「あくまで目安だが,20個のIDで使う場合,ソフトウエアのみで45万円,インテグレーション込みで100万円。あとはシステム構成や利用するハードウエアによって変わる」(NTTドコモの三木茂・法人ビジネス戦略部長)。この価格はBlackBerry 8707hの代金を含まない。ドコモは同端末の標準価格を5万9900円(税別)と公表済みで(関連記事),この標準価格は日本語対応端末でも同じだとする。

 またBlackBerryを使うためには,FOMA回線利用料とパケット通信料のほか,「Blackberry ネットワークサービス」への加入が必要になる。この通信料金についてドコモは,日本語化による利用者増を踏まえ,「もう少し使いやすい料金を検討していきたい」(三木戦略部長)とした。

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