PR
[画像のクリックで拡大表示]
[画像のクリックで拡大表示]

 オフィス家具を手掛けるコクヨファニチャーが、社員の創造性やモチベーションを高め、コミュニケーションの活性化を狙った新しいコンセプト「CROSS OFFICE CONSEPT」を打ち出している。そのためITベンダーとも積極的に協業していく考えという。同社の渡邉元正・執行役員販売マーケティング部長(写真上)に今後の方針などを聞いた。

■パソコンや携帯電話の機能向上、フリーアドレス制度の推進などを背景に、最近はオフィスに多様なワークスタイルが登場している。このため当社のようなオフィス家具業界もITとは無縁ではなく、大きな影響を受けている。単なるオフィス家具の販売ではなく、ワークスタイルのコンサルティング提案が重要になっている。そこでIT業界と協業し、社員のモチベーションを高めたりオフィスの活発なコミュニケーションを支援するためのソリューションを提案できるようにしていきたい。それがCROSS OFFICE CONCEPTを打ち出した狙いだ。

■CROSS OFFICE CONCEPTを具体化した当社の最初の製品が「Hybrid Cell(ハイブリッドセル)」と呼ぶものだ(写真下)。最大の特徴はデスクや椅子、間仕切りなどを業務形態に応じて好きな位置に動かし、オフィスのレイアウトを自在に変えることができることだ。業務に集中したいときや周囲とミーティングしたりコミュニケーションを取りたいときなど、LANを変更せずに簡単に移動させることができる。

■7月上旬に東京ビッグサイトで開催された「オフィス セキュリティ EXPO」では、IP電話システムとHybrid Cellを組み合わせて展示したが大変好評だった。Hybrid Cellは7月から販売したが、実はソフト会社からの引き合いが強い。やはり創造性を重視するオフィスが関心を示しているようだ。

■このほかITベンダーとの協業は既にセキィリティ関連で実施している。例えばキャビネットの管理や入退室の管理などのオフィスシステムを共同開発して発表した。「ユビキタスコミュニケーション」の時代になると、効率化に加えてオフィスワーカーの快適さを追及することがさらに求められるだろう。今後はSOHOも大きなマーケットになってくる。ITの進化と重ね合わせながら、オフィスにおける新しいワークスタイルを提案していきたい。