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 地震の揺れの警報をネットワークで先回りして受ける「緊急地震速報」。7月16日午前に発生した新潟県中越沖地震の際、新潟県内の複数のユーザー企業が実際に配信を受けていた。

 例えば、新潟市の北、聖籠町にある半導体製造のコバレントマテリアル新潟(旧新潟東芝セラミックス)の本社兼工場では、大きく揺れるおよそ17秒前に警報を受信した。震源から約80km離れた同町では、震度4を観測している。

 同社は半導体を製造する一部の工程に試験的に導入。放送や警告灯で、地震の襲来を周知している。

 震源近くで緊急地震速報の配信を受けていたのが、CATV運営の上越ケーブルテレビジョンだ。上越市の同社は、社屋とモニター・ユーザーの自宅に対し、警報の配信を試験していた。

 ところが、今回は配信側から警報のデータが送られてこなかった。同社によると、「原因を調査しているところ」という。上越市では、最大で震度6弱を観測している。

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