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写真1●英シンビアンのナイジェル・クリフォードCEO
写真1●英シンビアンのナイジェル・クリフォードCEO
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写真2●シンビアン日本法人の久晴彦社長。個人的にもSymbian OS搭載の端末「らくらくホン」を利用しているという
写真2●シンビアン日本法人の久晴彦社長。個人的にもSymbian OS搭載の端末「らくらくホン」を利用しているという
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 英シンビアンのナイジェル・クリフォードCEO(最高経営責任者,写真1)は7月17日,日本において会見し同社の現況などを説明した。

 クリフォードCEOは「日本市場におけるSymbian OS搭載の端末は,過去4年間で累積2000万台を出荷。そのうちの1000万台はこの1年間に出荷するなど,急激に出荷台数が伸びている。今や全社の売り上げの25%が日本市場からである」と語り,日本市場が同社にとって重要な市場になりつつある点をアピールした。日本国内で同社のSymbian OSを搭載した端末は,NTTドコモが2003年に発売した「FOMA F2051」を皮切りに,現在までに60機種に達しているという。シャープや富士通,ソニー・エリクソン製のFOMA端末のほか,NTTドコモのシニア層向け端末「らくらくホン」もSymbian OSの搭載機だ。

 クリフォードCEOは,3月末に発表したSymbian OSの最新バージョン「Symbian OS v9.5」の特徴についても言及。必要なプログラムだけをメモリーに読み込む仕様を追加するなど,OSの最適化を進めた結果,バッテリーの持ち時間の向上やメモリーの有効活用が可能になったという。クリフォードCEOは「新OSによってこれまでは比較的上位機への採用が多かったSymbian OSを,中位機などよりスペックの低い機種にも浸透させたい」と語った。

 会見には,シンビアン日本法人の久晴彦社長(写真2)も登場。日本でSymbian OS搭載端末が累計で2000万台を超えたことを記念して,英国のシンビアン本社で日本の回転寿司を振る舞うパーティーを開催したエピソードを紹介した。久社長は「Symbian OSの開発エンジニアのほとんどは,本社の英国に在住する。彼らからは日本は遠い国であり,日本を身近に感じてもらうために寿司パーティーを開催した。日本に開発拠点を持たない企業にとって,このような取り組みは重要なこと」と説明。成長の裏にあるユニークな取り組みをアピールしていた。