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 HDE(2007年5月にホライズン・デジタル・エンタープライズから商号変更)は2007年7月23日,スパム・メール対策ソフトウエア「HDE Anti-Spam 2 for Gateway」(以下,Anti-Spam 2)を発表した。同社が2005年5月24日に発売したHDE Anti-Spam 1.0 for Gatewayの後継で,スパム・メールをチェックする方法を変更することで,処理速度を1.5倍に高めた。

 Anti-Spam 2は,メール・サーバーのゲートウエイとして利用し,スパム・メールである可能性が高いメールを削除したり,隔離したりできる。前バージョンの1.0では,メールの内容からスパムか否かをチェックする「コンテンツ検査モジュール」だけを搭載していたが,Anti-Spam 2では,スパム・メールの送信元のメール・サーバーに対する挙動をチェックする「接続検査モジュール」を加えた。接続検査モジュールをWAN側に,コンテンツ検査モジュールをLAN側に2段構えで稼働させる。コンテンツ検査モジュールによるチェックは,システムに対する負荷が高いため,接続検査モジュールによって,あらかじめスパムの可能性が高いメールは除去することが処理速度の向上につながるという。

 また,スパム・メールを振り分けるルールを,より複雑に設定できるようになった。例えば,スパムである可能性はスコアと呼ばれる数値で管理されるが,前バージョンでは「スコアが8未満はそのまま,8以上40未満は警告文を追加,40以上は削除」といった設定しかできなかった。Anti-Spam 2では,もう1段階を増やし,「40以上80未満は隔離,80以上は削除」といった条件をさらに加えられるようになった。

 出荷開始は,2007年8月29日。価格は初年度のサポート費用込みのパッケージで,50ユーザー版が21万円。サポート費用は別途必要になるが,1000ユーザー以上のパッケージは,2008年3月末まで半額になるキャンペーンを実施する。キャンペーンを適用した1000ユーザー版は72万4500円で,サポート費用は別途,年間で21万7350円かかる。

 また,Anti-Spam 2をユーザーのコンピュータにインストールするサービスも開始する。いったんメーカーに送ってセットアップする「センドバック」なら63万円,訪問してセットアップする「オンサイト」なら88万2000円となる。