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 米VMwareは米国時間7月23日,仮想化環境におけるアプリケーションのパフォーマンスを測定するベンチマーク・システム「VMmark」を公開した。VMwareのWebサイトから無償でダウンロードできる。

 これまでのベンチマークは,サーバー上の単一の負荷についてパフォーマンスを測定することを目的としていた。VMmarkは,複数の仮想マシンの性能や,単一のサーバー上で同時に異なる負荷をかけた場合の性能を測定できる。サーバー製品の比較が可能になるため,仮想化技術を導入する企業は,自社の計画に適したハードウエアを選択しやすくなるという。

 VMmarkは,データセンターで必要とされる典型的な処理について仮想化ソフトウエアの性能を評価する。具体的には,ファイル・サーバー,電子メール・サーバー,Webサーバー,予備サーバー,OLTP(オンライン・トランザクション処理)データベース,Javaサーバーの6種類のテスト環境を用意する。このツールは,LinuxまたはWindowsに対応する。

 VMwareは2006年10月,VMmarkのプロトタイプをベンチマーク・テストの開発を手がける非営利の業界団体SPEC(Standard Performance Evaluation Corporation)に提供している。SPECは当時,仮想化ソフトウエアのベンチマークを開発する作業グループを設置したばかりだった。SPECは現在,仮想化ソフトウエアの標準ベンチマークの策定作業を進めている。

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