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 米国の非営利団体One Laptop per Child(OLPC)は,試作機「Beta-4(B4)」に基づいた低価格ノート・パソコン「XO B4」の量産を,2007年10月より開始する。同団体が米国時間7月23日に明らかにしたもの。OLPCは,発展途上国の子供1人ひとりに価格100ドルのLinuxノート・パソコンを提供する取り組みを推進している。

 XO B4は,AMD製の「Geode LX-700」プロセサ,256MバイトのSDRAM,1Gバイトのハード・ドライブを搭載する。発展途上国の過酷な自然環境での使用に耐えるように,さまざまな工夫が凝らされており,ディスプレイは太陽光の下でも鮮明に読むことができる。充電も電源コード,ソーラーパネル,ソーラーパネル対応マルチバッテリ充電器など,さまざまな電源を利用可能。

 また,広範なエリアで無線LAN通信が可能なWi-Fiアンテナに加え,高さ約1.5mからの落下にも耐える堅牢性を備えている。

 米メディア(InfoWorld)によると,今年10月に300万台を出荷し,アルゼンチン,ブラジル,カンボジア,コスタリカ, ドミニカ共和国,エジプト,ギリシャ,リビア,ナイジェリア,パキスタン,ペルー,ルワンダ,チュニジア,米国,ウルグアイなどの同プロジェクトに参加している子供達に配布するという。また,現在の価格は176ドルだが,2008年には100ドルでの提供が可能になる見通し。

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