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 カーナビなどを開発販売するオランダのTomTomは現地時間7月23日,デジタル地図コンテンツを手がけるオランダのTele Atlasを買収する計画を発表した。TomTomはTele Atlasの普通株1株当たり21.25ユーロ(約29.37ドル)を現金で支払う。買収総額は約18億ユーロ(約25億ドル)にのぼる見通し。買収手続きは年内に完了する予定。

 1株当たり21.25ユーロという価格は,20日の終値より28%高く,過去3カ月間の平均株価に32%のプレミアを上乗せした金額となる。同社の取締役会は, TomTomの申し入れを慎重に検討した結果,これを受け入れる方針で,株主にもTomTomの申し込みに応じるよう勧めていく。

 Tele Atlasは,取引完了後も独立部門として業務を続ける。TomTomには,同社カーナビ製品を搭載する車が実際に道路を走行して得た情報とカーナビの情報との食い違いをTomTomにフィードバックするシステムがあり,このフィードバック情報を生かして,Tele Atlasの地図データ品質を向上し,ナビゲーション機能の拡充を図る。

 なお,複数の米メディア(New York TimesCNET News.com)が伝えるところによると,Tele Atlasの株価は,太平洋時間23日朝の段階で前日より30.3%高騰して21.56ユーロを付け,TomTomの申し入れ価格を上回ったという。

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