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 電通国際情報サービス(ISID)は7月31日,2007年度第1四半期(2007年4月~6月) の決算を発表した。売上高は前年度同期比2.2%増の131億2300万円,営業損失は13億7000万円,当期純損失は9億1400万円だった。

 金融業向けの売り上げが引き続き順調に推移し,前年同期比で増収となった。システム開発は,ISID単体ではサービス業向け大型案件の終了によって減収だったが,金融業向けの売り上げが伸びたほか,グループ会社のブレイニーワークスや米国子会社のシステム開発が好調だったため,グループ全体のシステム開発売上高は前年同期比増収となった。ソフトウェア製品については,連結会計システム「STRAVIS(ストラビス)」などの売り上げが拡大した。

 当期の利益面については,売上高の増収に加え,不採算案件防止の取り組みによって売上総利益は前年同期比増益となったものの,人員増などに伴う人件費や研究開発費などが増加して,13億7000万円の営業損失を計上した。ただし赤字幅は前年同期の15億3200万円よりは改善している。

 また,今年6月にアルゴ21の所有株式を全株売却したことによる株式売却益を特別利益に計上したが,税負担の増加などによって当期純損失は前年並みの9億1400万円となった。製造業向けCADソフトウェア「NX(エヌエックス)」の新版への移行初期に不具合が発生した問題については,解消の目途がついたため,今後は販売活動に今後注力していく。

 中間期の業績については,売上高が前年同期比4.2%減の327億8500万円,営業利益が7800万円,当期純損失は4700万円と予想している。