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 富士通は8月1日、サーバー製品の競争力強化を目指し組織を再編した。「PRIMEQUEST」などの基幹業務用のサーバーを担当する「次世代基幹サーバビジネスプロジェクト」とブレード・サーバーを担当する「ブレードサーバビジネスプロジェクト」を発足。それぞれの事業に関連する開発、マーケティング、営業、保守などの統括部長、部長など数10人を、所属部門と兼務する形で新組織に集める。富士通が進めている製販一体化の一環で、今後はミドルウエアなど他の事業でも同様の組織を立ち上げる予定だ。

 狙いは、製品開発にユーザーの声を反映することだ。「PRIMEQUESTの販売が期待する水準に達しなかった」(富士通広報)ことから、開発部門主体の商品開発を改める。次世代基幹サーバビジネスプロジェクトを例にとると、最もPRIMEQUESTの導入が進んでいる公共分野で営業を担当する統括部長が、新組織の責任者に就任する。顧客に近い立場にある営業部門の統括部長を責任者にすることで「顧客の需要を1番に考えて商品を開発する体制に変更する」(同)。

 新組織は「海外の需要も素早く製品に取り込むため、海外子会社の社員も含んでいる」(富士通広報)という。富士通のサーバー製品の開発を一部担っている、独シーメンスの社員なども組織に加える。今まで日本と海外ではサーバーなどの仕様に若干の違いがあったが「今後は1つの組織で国内外の開発を担当し、仕様を統一していく」(同)という。