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写真●Funai G-LEXの次世代サービスが備える「着信プロファイル」の設定画面
写真●Funai G-LEXの次世代サービスが備える「着信プロファイル」の設定画面
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 船井電機グループのユーエフネットは8月1日,IP電話サービス「Funai G-LEX」の次世代サービスを発表し,ベータ版の提供を開始した。

 G-LEXは,一般電話との発着信が可能なプロバイダ・フリーのIP電話サービス。サービス基盤にAsteriskを採用している。ユーザーは,IP電話機やソフトフォンでサービスを利用する。G-LEXの次世代サービスでは,従来よりも多様な方法でユーザーが電話を受けられるようにした。電話には「受話器を取る」「留守録に伝言を入れてもらう」「他の番号に転送する」などの受け方があるが,そのバリエーションを増やした格好だ。

 電話の受け方を増やせる新機能として,「着信プロファイル」と「お知らせメール」を追加した。着信プロファイルは,条件を設定して着信を処理する機能。プロファイルを適用する対象の曜日,時間帯と処理の内容を設定できる。処理する内容は,電話機を鳴らす,別の番号に転送する,留守録にする,メッセージを音声ファイルにしてメールに添付して送るなど。プロファイルは3種類設定できる(写真)。もう一つのお知らせメールは,留守録に入ったメッセージを携帯電話で簡単に聞ける機能。留守録にメッセージが入った際には,サービス側から携帯電話にメールが届く。メールに記述されたURLをクリックすると,G-LEX側から携帯電話に電話がかかってきて該当するメッセージが流れる。

 着信プロファイル機能は,例えば次のような設定で活用する。まず,着信時に最初に処理されるプロファイルには「午前9時から午後5時には電話機を鳴らす」と設定する。次に,2番目のプロファイルに「すべての時間帯で,発信元が特定の番号であれば社員の携帯電話に転送する」と設定。そして3番目のプロファイルには「すべての時間帯で留守録にする」と設定しておく。こうすることで,午前9時から午後5時の営業時間内にはオフィスの電話機で電話を取り,営業時間外には,重要な取引先などからの電話だけを社員の携帯電話に転送し,それ以外の電話は留守録で扱うといった処理が可能になる。

 次世代サービスでは,サポートするIP電話用プロトコルも増やした。以前からSIP(session initiation protocol)に対応済みだが,新たに「IAX2」(inter-Asterisk exchange version 2)に対応した。IAX2はAsteriskで使われるIP電話用のプロトコル。現状でIAX2に対応する電話機は少ないが,G-LEXは企業が設置・運用するAsteriskの外線接続に使われることがあり,その対応を強化した形だ。また一つのアカウントで複数の050番号を管理する機能も加えた。例えば,家族や会社で一括して番号を購入し,請求を一本化できる。

 次世代サービスのベータ版は,現行バージョンと並行して提供する。料金は現行と同じで,サービス側が提供する独自の番号しか使わない場合は無料。着信用の050番号を取得する場合は初期費用1050円,月額料金525円。一般回線への通話料は別途かかる。

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