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 NTTは、2008年3月期第1四半期(2007年4~6月)の決算を発表した。営業収益は2兆5853億円、営業利益は2992億円。それぞれ前年度同期に比べて387億円、599億円減少し、減収減益の営業収支となった。

 今回の減収減益の原因の1つは、移動体事業の落ち込みである。NTTの三浦惺代表取締役社長は、前年同期にNTTドコモが「2ヶ月くりこし」の失効見込み額を計上したことに伴って一時的に収益が300億円増加した影響が大きいとその理由を説明した。

 一方、好調だったのは長距離・国際通信事業セグメントとデータ通信事業セグメント。それぞれの営業利益は、前年度同期に比べて121億円、46億円増加した。長距離・国際通信事業セグメントの利益を押し上げたのは、企業向けのソリューション事業である。三浦社長は、その理由について、企業向けのシステム販売部門をNTT東西からNTTコミュニケーションズに移行したのに伴って販売力が強化されたことと、好景気に支えられて企業のIT投資が好調に推移したことを挙げた。各社の法人営業部門を統合したのに伴い、間接費を抑えた結果だという。

 NGNについては、予定通り2007年度後半に商用サービスを始めるつもりだと記者からの質問に答えた。2008年3月期の中間決算報告時に合わせて、詳細を明らかにするもようだ。