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 独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)OSSセンターは8月3日,2007年度オープンソースソフトウエア活用基盤整備事業第II期の公募を開始した。国際標準文書フォーマットであるODF(Open Document Format)の日本語機能拡張などを開発する企業を募集する。

 今回の基盤整備事業ではそのほか「オープンソース表計算ソフトのマクロ関数の互換性向上」,「組込み機器向けブートローダの対象CPUの拡大」,合計3テーマでの開発を行う。

 ODFはISO/IEC 26300として国際標準化され,OpenOffice.org,一太郎,Google Docs & Spreadsheetsなどがサポートしているが,日本語機能において不足する部分がある。具体的には均等割り付け機能がないこと。縦書きの文字にふりがなをつけた場合,ふりがなのついた文字のみに「センターずれ」が生じる場合があること。これらは行政文書などで指定されているフォーマットを実現するための支障となる可能性がある。今回の基盤整備事業でこれらの問題を解決するためにODFの機能を拡張する。

 また2006年度にIPAが実施した「自治体におけるオープンソースソフトウエア活用に向けての導入実証」で,Partition,StrConv,Ccur,GetAttr,Format,Errorの6関数について,OpenOffice.orgでの実装に互換性上問題点のあることが明らかになっており,その問題点を解決したバージョンのOpenOffice.orgを試作する。

 組込み機器向けブートローダの対象CPUの拡大では,組込みLinuxなどで標準的なu-bootの移植を行う。

◎関連リンク
2007年度オープンソースソフトウエア活用基盤整備事業 第2期テーマ型(開発)公募概要(IPA)