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 ラオックスは2007年8月3日、東京・秋葉原のパソコン専門店「ザ・コンピュータ館」を9月30日に閉店すると発表した。店舗は不動産売買事業のアイ・キャピタル・エステートに売却する。1990年の開店当初は最大規模のパソコン販売店といわれたが、近年はヨドバシカメラの秋葉原進出などで苦戦していた。販売店再編の潮流には逆らえず、開店から17年の歴史に幕を閉じることとなった。

 売却の理由は財務体質の強化。同社は2005年に役員体制を刷新し、経営再建を進めてきた。店舗の売却で負債を圧縮し、2003年時点で400億円を超えていた有利子負債を、現在では55億6600万円としている。運用効率の低い大型店のザ・コンピュータ館を売却することで、今期中には有利子負債が完済できる見通しという。譲渡価格は明らかにしていない。

 ザ・コンピュータ館は9月30日に閉鎖するが、代替地で同店名での運営も検討している。同社では、今後は生活面での困りごとを解決できるような小型の地域密着店舗を中心に運営していくという。