PR

 シャープは米国時間8月6日,液晶ディスプレイ(LCD)関連の米国特許5件が韓国Samsung Electronicsとその米国子会社である米Samsung Electronics America(SEA)および米Samsung Telecommunications America(STA)に侵害されたとして,テキサス州東地区米連邦地方裁判所に提訴した。シャープが同日明らかにしたもの。

 シャープによると,特許を侵害されたとする製品は,(1)Samsungが製造し米国で販売しているLCDモジュール,(2)Samsungが問題のLCDモジュールを使って製造し,SEAが米国で販売しているLCDテレビおよびLCDモニター,(3)Samsungが問題のLCDモジュールを使って製造し,STAが米国で販売している携帯電話機という。対象特許の概要は以下の通り。

  • 米国特許番号は4,649,383。タイトルは「Method of driving liquid crystal display device」。1983年12月29日に申請し,1987年3月10日に成立した。10件のクレームから成る。
  • 米国特許番号は5,760,855。タイトルは「Active matrix type liquid crystal display panel having a guard ring electrically connected to the common electrode」。1996年9月30日に申請し,1998年6月2日に成立した。17件のクレームから成る。
  • 米国特許番号は6,052,162。タイトルは「Transmission type liquid crystal display device with connecting electrode and pixel electrode connected via contact hole through interlayer insulating film and method for fabricating」。1996年8月12日に申請し,2000年4月18日に成立した。18件のクレームから成る。
  • 米国特許番号は7,027,024。タイトルは「Display device and display method」。2004年6月30日に申請し,2006年4月11日に成立した。20件のクレームから成る。
  • 米国特許番号は7,057,689。タイトルは「Liquid crystal display with at least one phase compensation element」。2002年11月8日に申請し,2006年6月6日に成立した。48件のクレームから成る。

 シャープは「2006年からLCD特許ライセンスについてSamsungと交渉してきたものの,残念ながら話し合いで問題を解決できなかった」とする。シャープは損害賠償と対象製品の販売禁止を求めている。

[発表資料へ]