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写真 2007年12月期中間決算を発表する木村正治代表取締役社長
写真 2007年12月期中間決算を発表する木村正治代表取締役社長
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 アッカ・ネットワークスは8月15日,2007年12月期の中間決算(連結)を発表した。上半期(2007年1月~6月)の売上高は前年同期比8.4%減の181億4200万円,営業利益は同9.9%増の11億6100万円,経常利益は同10.4%増の11億6300万円だった。

 主軸のDSLサービスは解約率の上昇に歯止めがかかり,2007年度上半期の月平均の解約率は前年度上半期の2.55%から2.44%に改善した。今後もパートナーと提携したソリューション展開などで回線数を維持していく。FTTHサービスも徐々に立ち上がってきており,6月末時点における加入者数は企業向けが1075(前年同月末は213),個人向けが1万2923(同409)に増えた。「今後はバックアップ回線の用途を想定した中速(7M~8Mビット/秒)のメニューも投入する予定」(木村正治代表取締役社長,写真)である。

2.5GHz帯参入は「立ち上げに必要な資金を確保した」

 モバイルWiMAXで参入を目指す2.5GHz帯無線ブロードバンドについては,参入に向けた企画会社「アッカ・ワイヤレス」(資本金は3億円)を7月3日に設立済み(関連記事)で,「初期の立ち上げに必要な資金を十分確保できるように手を打っている。6月末時点の手元流動性資金は約65億円。ネットワーク資産売却などにより約43億円を調達したほか,銀行借入枠として100億円を確保している」(木村社長)という。

 参入形態に関しては「単独の可能性も踏まえて事業計画を練っているが,展開の効率や資金調達を考えるとパートナーと連携した方が明らかに有利」(木村社長)と,複数の戦略的パートナーとの共同参入の意向を示した。パートナーは「通信事業者のほかにも社会インフラに近い用途で使いたいとするところがある。金融投資家を含め,3社以上になる可能性がある。ただ,その場合も主導権を握れるように資本比率の半分は当社で確保したい」(同)とした。

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