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 ハンモックは,企業内にインスタント・メッセンジャ(IM)環境を構築するためのソフト「AssetView TalkManager」を提供開始する。2007年8月31日に販売開始する。最大の特徴は,社内に閉じたシステムを構築するために必要なソフトウエア一式を有償ソフトウエアの形態で提供することである。社外のユーザーと通信させないことで,世の中で広く使われているWindows Live Messengerのような既存の無償サービス/ソフトに特有のセキュリティ面での不安を払拭できる。価格は,10ユーザーあたり3万円~5万5000円。

 AssetView TalkManagerは,ビジネス利用に特化したインスタント・メッセンジャ(IM)・ソフトである。ハンモックによれば,広く一般的に使われている無償のIMサービス/ソフトを使うと,従業員のモラルが低下したり,社外秘の情報が社外に漏えいしたり,ウイルスが社内に混入するようになるケースが多いという。サーバー・ソフトを社内で管理できないため,システム管理者が利用実態を把握することもできない。一方,AssetView TalkManagerはクライアント・サーバー型で動作する有償ソフトウエアであるため,こうしたデメリットがないという。

 ハンモックが2007年5月に企業ユーザーを対象に実施したアンケート調査によれば,回答者の97%が広く公開された無償のIMサービス/ソフトを使っているのが現状である。シェア1位はWindows Live Messenger(MSN Messenger)で33%,シェア2位はIP Messengerで29%,3位はYahoo! Messengerで24%,4位はICQで3%,5位はSkypeで3%,その他である。これに対し,商用のIMは,IBM Lotus Sametimeが1%,Oracle Messengerが1%,その他といった具合だ。

 こうした状況下で企業ユーザーがIMに対して要求している機能は,社外からはアクセス不可,すなわち企業内に閉じた運営が可能であること,利用状況をレポートして把握できること,ユーザー情報の登録/変更作業を一元管理できること,などである。こうした要求を満たすため,クライアント・サーバー型で動作する有償ソフトとするとともに,ユーザー・アカウント情報を一括して取り込む機能や,管理しているデータをCSV(カンマ区切り形式)のテキスト・データで出力する機能などを搭載した。

 AssetView TalkManagerのソフトウエア構成と稼働環境は以下の通り。エンドユーザーのWindowsパソコン上で動作するクライアント・ソフトと,クライアント・ソフトと通信し合って企業内にIM環境を構築するために必要となるサーバー・ソフト,システム管理者向けのソフト,以上3つの要素で構成する。サーバー・ソフトの稼働OSは,Windows 2000 ServerまたはWindows Server 2003。クライアント・ソフトの稼働OSは,Windows 2000/XP ProfessionalまたはWindows 2000 Server/Windows Server 2003である。