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 米Microsoftは米国時間8月20日,米Cisco Systemsとの両社製品における相互接続性確保に向けた協力体制の強化について明らかにした。MicrosoftのCEO,Steve Ballmer氏とCisco会長兼CEOのJohn Chambers氏が,同日ニューヨークで行われる会談に先がけ,今後の協調方針について語ったもの。

 メディアは,両社が現在そして将来どのように競い合っていくか,どちらが勝つかということに多くの関心を寄せている。しかし,「両社の製品がより良く連携するために,どのように協業を進められるかという視点が抜けている」とBallmer氏は指摘する。一方Chambers氏は,「両社は一部分野で競合しているものの,顧客を総体的な焦点に据えており,それを明確にすることが両社の目的だ」と述べた。

 両社は特に,「セキュリティ」「ユニファイド・コミュニケーション」「システム管理」「モバイル・デバイス」「IPTV」など7分野の取り組みで協力を進めるという。両社製品の連携を高めることで,「顧客が技術インフラに関するより多くの選択肢を持ち,インターネットが約束する新たな事業機会と体験を十分に活用できるようにする」(Chambers氏)としている。

 ユニファイド・コミュニケーションは両社が最も注力している競合分野だが,MicrosoftとCiscoの双方による技術を用いてインフラを構築しようとする顧客の要望が高いという。またBallmer氏は,同分野に対して「Ciscoはネットワーク・レベルのアプローチ,Microsoftはソフトウエアによるアプローチ」という異なる手法を採っていると説明した。

 「競争と協調は相反するようにみえる。しかし,競争で優位に立とうとすることが革新を促進し,革新を促進するには,連携しない技術から発生する不要な遅延や混乱を除かなければならない」(Ballmer氏)。

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