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 GMOホスティング&セキュリティの連結子会社である米HOSTING &SECURITYは,電子メールによる情報の漏えいなどを把握して内部統制に役立てたい中小企業に向けて,企業が送信するすべてのメールをアーカイブ保存して閲覧できるようにするホスティング・サービス「AlwaysBCC」を,8月27日に開始した。同社は米国の会社だが,日本営業所と日本語Webサイトを用意しており,国内販売パートナを経由したサービスの契約が可能である。価格は,初期費用が4万2000円,月額料金が3万5800円から。

 AlwaysBCCは,電子メールのアーカイブ機能を備えたSMTPメール中継サーバーのホスティング・サービスである。メールのアーカイブとは,インターネット・メールをSMTPで中継する際に,中継履歴に加えて中継するメールそのもののコピーを取って保存すること。これにより,AlwaysBCCを経由して出されたメールのすべてを把握することが可能になり,情報漏えいの証拠発見など,内部統制に役立てられる。社内に電子メール・サーバーを持たない企業や,簡単なメール環境はあるもののアーカイブのために別途システムを増強する余裕のない中小企業などに向く。

 使い方は以下の通り。AlwaysBCCを使いたいユーザー企業は,まずアーカイブ保存したいメールが必ずAlwaysBCCを通過するように各種の設定をする。具体的には,社内にメール・サーバーが無い企業の場合,クライアント機のメール・ソフトの送信先をAlwaysBCCにしておく。社内にメール・サーバーがある場合,メール・サーバーの次の中継先をAlwaysBCCにしておく。さらに,AlwaysBCC以外のメール・サーバーに対して直接メールを出せないようにファイアウォールを設定する。

 AlwaysBCC側では,PGPによる電子署名を施したメール本体をディスク・ストレージに保存する。これにより,アーカイブ・メールを参照/閲覧する際に,メールの中身が改ざんされていないことを判断できるようになる。アーカイブ済みメールの検索機能を提供するためデータベース管理システムを利用しており,送信者などメールのヘッダー情報を用いた検索を高速に実行できる。検索と閲覧は,Webブラウザからのアクセスで利用可能である。さらに,単一の管理アカウントに対して全メールを転送するといった設定できる。