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写真●東京証券取引所の斉藤惇社長
写真●東京証券取引所の斉藤惇社長
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 東京証券取引所グループは8月28日、「IT分野でのコンサルティングを受けること」について、NYSEユーロネクストと正式に合意したことを発表した。NYSEユーロネクストは、ニューヨーク証券取引所などを運営する世界最大の取引所連合。今年1月、東証は当時のNYSEグループと戦略的提携を交わしており(関連記事)、今回の合意はその一環である。

 1月の提携発表時、東証はBCP(事業継続計画)策定などIT分野でコンサルティングを依頼することを示唆していた。今回、それが正式に実現したというわけだ。東証とNYSEユーロネクストは、ITインフラ、取引サービス、上場商品や取引所におけるガバナンスなど分野別にワーキング・グループを発足し、定期的に協議をしている最中である。今回の発表は、それらの協議の中で正式合意に至った最初のものだという。

 東証の斉藤惇社長は、「NYSEユーロネクストから、システムの容量や処理能力などについて技術的なアドバイスを受けることで、システム運用を強化し、より安定した取引環境を実現できる」と、NYSEユーロネクストとの提携の意義を改めて強調した。