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登壇したパートナー各社と手を組むヒューストン社長(最右)
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ワンセグ放送で気になる個所をクリックすると、メディアセンターが起動する。日本テレビ放送網(NTV)が提供開始する新機能
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東京放送(TBS)の「ハマスタWAVE」
東京放送(TBS)の「ハマスタWAVE」
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テレビ東京(TX)の「あにてれ」。有料アニメなどが購入できるよう、メディアセンター上での課金も早期に実現したいと説明
テレビ東京(TX)の「あにてれ」。有料アニメなどが購入できるよう、メディアセンター上での課金も早期に実現したいと説明
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 マイクロソフトは2007年8月29日、パートナー向けの戦略説明会「CONNECTED」を開催した。基調講演に登壇したダレン・ヒューストン社長は、「コンテンツこそがキング。これこそが、コンシューマーに対して価値をもたらす」と述べ、テレビ局などとの連携強化を発表した。

 ヒューストン氏が基調講演の中で持ち出したキーワードは、同社の戦略である「Software+Service」。「SaaS(Software as a Service)」や「Web 2.0」のようにサービスだけを重視するのでなく、ソフトウエアにサービスを組み合わせることで新たな価値を創出することを意味する。ハードウエアの性能向上やブロードバンドの普及、モバイルデバイスの進化などインフラ面が整ってきた今こそ、Software+Serviceでドラマチックな変化が起こせると説明した。

 Software+Serviceのプラットフォームとして位置付けられるものの一つが、Windows Vista Home Premiumなどが標準搭載する「メディアセンター」だ。「現在出荷されているVistaパソコンの9割は、メディアセンターを搭載している。また導入台数でいえば、今後2~3年の間にパソコンの半数がVista搭載となるだろう」(ヒューストン社長)。同社の思惑通りにVistaが普及すれば、それらのパソコンに配信されるサービスやコンテンツの重要性が増す。「日本の高品質なコンテンツに対して、欧米からも高い関心が寄せられている」(ヒューストン社長)とし、イベントに参加したパートナー企業にも積極的な参入を呼びかけた。

 基調講演の中では、テレビ局3社との連携強化も発表した。日本テレビ放送網(NTV)は、ワンセグのデータ放送とメディアセンターとの連携機能を同日から開始すると発表。ワンセグのデータ放送を視聴中、気になる個所をクリックすると、メディアセンターが起動して関連する動画コンテンツが再生されるというものだ。バッファローのUSBワンセグチューナー「DH-KONE/U2」「DH-KONE/U2S」や、富士通のワンセグ機能搭載パソコン「FMV-BIBLO NF50W/V」などがこの機能に対応する。

 東京放送(TBS)は、横浜ベイスターズ主催のプロ野球の試合を動画配信する「ハマスタWAVE」を既に配信中。生放送から10~15分遅れで各イニングの動画を公開する。特定のイニングや、気になる選手の打席だけを選んで視聴するといったことも可能だ。

 テレビ東京(TX)は、2007年9月末に、アニメ配信サービス「あにてれ」を開始予定。同社の動画配信サイトで配信中のアニメをメディアセンターのユーザーインタフェースから視聴できるようにするほか、関連するテレビ番組も無料配信する。冬以降には、メディアセンター向けの新サービスも投入したいという。

 電子書籍を提供するイーブック・システムズも新コンテンツを披露。同社が公開中の無料電子書籍サイト「Flib」で公開中のコンテンツを、メディアオンライン向けに提供する。雑誌や写真集などを、リモコンを使って閲覧できる。2007年12月末にサービス開始予定だ。