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 カイロスは,画面情報端末方式のシンクライアントを実現するためのミドルウエアを搭載したアプライアンス・サーバー機「Lukeアプライアンスサーバ」を,9月3日に出荷する。画面情報端末の仕組みとして,米GraphOnのミドルウエア「GO-Global」を用いる。主な使用用途は,既存のクライアント/サーバー型(C/S型)システムをWebブラウザから利用できるようにする使い方である。価格は,10ユーザー用が198万円から,20ユーザー用が265万円から,30ユーザー用が310万円から。

 Lukeアプライアンスサーバは,画面情報端末型シンクライアントを実現するミドルウエアをPCサーバーに搭載したアプライアンス・サーバー機。構成要素は,以下の通り。画面情報端末ソフトは米GraphOnの「GO-Global for Windows 2003」と,GO-Globalと組み合わせることで画面情報端末ソフトを高機能化するミドルウエアとしてカイロスの「Luke」を用いる。OSはWindows Server 2003。これらを,日本ヒューレット・パッカードの高さ1UのPCサーバー機に搭載した。

 画面情報端末ソフトのGO-Globalの仕組みは以下の通り。

 画面情報は,ビットマップ情報ではなく,専用のグラフィックス描画API命令をシンクライアント端末に送るというもの。シンクライアント端末すなわちGO-Globalの描画クライアントの実装は,ActiveXコントロールやJavaアプレット,NetscapeのプラグインなどWebブラウザ上で動作するものに加え,WindowsやSolaris,MacOSなどのネイティブ・アプリケーションがある。GO-Globalのサーバー・ソフトは,Windowsアプリケーション向けと,UNIXのX-Window System向けの2種類。

 GO-Globalはこれまで,Windows端末(RDP,ICA),X端末(X11),Sun Rayなどを段階的に多段に構成した画面情報端末環境などでよく使われてきた。