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 運用管理ソフト大手の日本CAは,ネットワークの統計情報を管理して障害の予測やサイジング(容量設計)などに役立てるためのソフトの新版「CA eHealth r6」を,8月30日に出荷した。各種のネットワーク機器の情報を収集するネットワーク管理ソフトである。米CAが2005年に買収した米Concord Communicationsの製品である。価格は要問い合わせ。稼働OSは,Windows Server 2003またはSolaris 9以降。

 eHealthは,ネットワーク・トラフィックの統計情報を管理するRMON2 MIBや各種の拡張MIBを持つSNMPマネージャ。各種のネットワーク機器やサーバー機などからSNMP経由で情報を収集して蓄積する。VPN装置のMIBなども扱える。必要に応じて,サーバー機にインストールすることで詳細な情報を取得できるようになるeHealth専用のSNMPエージェントも用意した。統計情報をグラフ化するだけでなく,過去の動向(トレンド)をベースに,将来ボトルネックがどこに発生するかを予測するなど,容量設計を支援する機能を持つ。

 新版では,管理用GUIソフトを一新。ネットワーク統計情報を必要とする個々の部署ごとに用意するユーザー・アカウントをグループ化したり,ユーザー・アカウントにヒモ付く業務システムの統計情報を設定しやすくした。さらに,経営者向けやIT管理者向け,業務部門向けなど役割ごとに異なるポータルを用意し,必要な情報を可視化させた。これらにより,業務視点でのネットワーク統計情報の把握が容易になったという。