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JIECは、データのログの収集や保管、分析といった機能をSaaS(ソフトウエア・アズ・ア・サービス)で提供すると発表した。サービス名称は「Log Shelter(ログシェルター)」で、2008年1月からは先行ユーザー向けにパイロットサービスを開始し、4月から正式に展開する。内部統制を推進する中堅企業向けに販売していき、初年度は30社で次年度は60社、3年後には約100社への導入を見込んでいる。

 今回のサービスは、米SenSageのソフト「SenSage Enterprise Security Analytics」を活用している。同ソフトは大量データを10分の1に圧縮できるといった特徴があり、国内では東京エレクトロンデバイスが総代理店となって販売している。ログシェルターのサービス料金は収集対象となるログの種別や収集先の数などにより異なるが、初期費用が65万円から、月額サービス利用料は15万円から。SenSageで同規模のシステムを構築すると約5000万円かかるという。

 サービスを始めるに当たり、JIECは米SenSageや東京エレクトロンデバイスと交渉し、SaaS向けのライセンスを得た。既にJIECは昨年からSenSage Enterprise Security Analyticsを扱っており、シテムインテグレーションの商材として大手向けに導入していた。「JIECはSenSageのパートナー企業として多くのノウハウを持っている。ログシェルターではそうした経験を生かしていきたい」(常務執行役員の山菅利彦技術統括本部長、写真)。販売代理店も広げる予定で、中堅市場向けの新たなチャネルを開拓していく。

 今回のためにJIECはSaaSを提供するプラットホームを新たに開発。外部のソリューションプロバイダも同プラットホームを提供していく方針にした。他社が簡単にSaaSサービスを展開できるようにするなど、JIECはいわばプラットフォーム・サービス・プロバイダとしてSaaS時代を見据えた新たな事業展開も目指す。当面は内部統制関連のソフトを同プラットホームに集めたいという。